昨日のつづき。
昨年は、このあたり、どんぐりの数がびっくりするほど多く、
どこでも踏まずには歩けないくらいだった。
その後、虫や鳥や動物に食べられたものもあるし、
乾いて割れてしまったものもある。
でも、注意深く地面を見ると、あっちでもこっちでも
にょきにょきと芽を出している。
一人前の木に成長するのは、この中のいくつだろう。
仮に、発芽するのが100個に1個だとして、
そのうち100本に1本が1年まで育つ。
そのまた100本に1本が2年まで育つ。
そのまた100本に・・いやいや、もっと少ないかな。
1本の木から落ちる実のうち、人の背丈より大きな木になれるのは
数年に1個くらいの割合かもしれない。
選びぬかれた精鋭か、それとも、単に「運のいい奴」だろうか。
多くの植物の種は、秋に熟したら、収穫して、乾燥させ、
しまっておいて、春先にまく。
でも、どんぐりは、いったん乾燥してしまうと発芽しないそうだ。
また、冬の低温にあてないと芽が出ない、らしい。
どんぐりを育ててみたい人は、拾ってきたらすぐ植木鉢に埋め、
適度の湿度を保ちながら屋外に置くとよいそうです。
コナラのどんぐり。
草むらの日だまりで、たくさんかたまって芽を出していた。
ほら、左の赤いのは、いち早く殻をぬいだ「ふたば」ちゃん!
つもった枯れ葉をかきわけると、驚くほどあざやかな
緑の草がかくれている。
写真をとったあと、またお布団かけてあげました。
ヤシャブシの去年の実。
中の種はとっくに散ったあと。
金や銀のスプレーをかけるとクリスマスリースによいです。
本日のにゃんこ。
真鈴ちゃん(左)さえいればシアワセなマドリ(右)。
完全に子猫化しておりまする。