朝からしっかり雨が降っている。
とても梅雨らしい雨だ。
雨音の中に、「ソ」の音が聴こえるような気がする。
ソ・ソ・ソ・ソ・ソ…と単調な繰り返し。
雨や川の水音などは、ときどき音階のように聴こえることがある。
ソ・ソ・ソ、と言いながらピアノのふたを開けて、ソ(G)を叩いてみたら、ぴったり同じだったのでびっくりした。
絶対音感とかあるわけではないので、偶然だと思うけど。
そうだ、ショパンの「雨だれ前奏曲」って、もしかしたら、この音で出来ているのでは?
と、古い楽譜をひっぱり出してみましたが、残念ながら違いました。
いやあ、この曲、♭が5こもついてるわ~。
聴くとそんなに難しそうな感じじゃないので、楽譜を買ってみたけど、ぜんぜん無理だった、ということを思い出した。
ショパンさんちの雨だれは、A♭。
ピアノ弾きのお友だちが亡くなって以来、なんとなく音楽への興味がさめて、ピアノを弾かなくなってしまった。
視力の問題で楽譜にピントが合わなくなったせいもある。
でも久しぶりに鳴らしてみたら、とてもきれいな音がした。
(音が、ですよ。「弾く」じゃなくて「鳴らす」ですよ)
昨年作り直した眼鏡のおかげで楽譜もはっきり見えるし。
またときどき鳴らしてみましょう。
雨なので、ひたすら寝てる。
こっちも寝てる。
昨夜のゲスト。
コマちゃんが連れて帰ってきたおともだちのコクワガタくん。
そういえば、クレ兄ちゃんが小さかったとき、これに鼻はさまれて泣いたっけ。
あれからもう3年だね。
さて、前回の「きなちゃんの暗号」ですが、解読してくれた安楽椅子探偵さんが、さらなる推理を。
古文というのは「書き間違い」や「写し間違い」がよくある。
きなこはキーボード操作に不慣れなため、ひょっとしたら「踏み間違い」があったかもしれない。
そこで、「ほへそ」の順番を入れ替えてみると、
「ほそへ」
臍(ほぞ)、つまり、おへそに隠した、という意味になるではないか!
おお、なるほど。
ということで、わたしも文字列をじいっとにらみ、最初の「かきん」の順番を入れ替えてみると、
「きんか」
金貨 臍(ほぞ)へ 秘めけれ。
や~っぱり腹巻のあたりが怪しいと思ったら、金貨!
きなちゃんのおへそに隠すとしたら、メイプルリーフの1/10オンスくらいかな(笑)