「栗花落」と書いて「ついり(=梅雨入り)」と読む…と朝のニュースで言っていた。
栗の花、山にはいっぱい咲いている。
意外と蜜があるらしく蜂が来ているけれど、特に美しいものでもないし、なにしろ木の上なので、あまり近くに寄って見たことがない。
えーと、
こんなのですね。
ぽわぽわのシッポ状のものが小花のあつまり。
クリーム色から、しだいに褐色になり、シッポの形のまま落ちて地面をおおう。
雨が降ると、大量の枯れ花からタンニンがしみ出してそこらじゅう赤茶色に染まり、それもあまり美しいとは言えない。
あれ?
そうだ、花、落ちるんだ。
ということは…栗の「実」は、いったいどこに?
2階ベランダから撮ったのを拡大してみた。
シッポのつけねに、まだ小さいけど、あきらかに「栗のイガ」っぽい緑色のものがついている。
これがつまり実になる雌花で、シッポ状のは雄花、ということがわかった。
ちょこっとのぞいているのが、めしべ。
なぁんと、花のうちからもうイガに入ってるとは!
梅雨入り祝いに水玉でも。
紅がくちゃん、ここまで赤くなりました。
ホタルブクロ。
このあたりのはほとんどが白で、赤紫のは珍しい。
もういいかい?
まぁだだよ。
本日のゲスト。
ジャッキー。
味のある顔だねえ。吉田鋼太郎に似てません?
たまにこういういい表情も見せてくれるんだけど、ジャッキーはなかなか手ごわい。
ゴハン皿を差し出す手に、「そいつを早くよこせッ」とばかり、鋭い爪を繰り出す。
毎晩(Mに見つからないようこっそり)ゴハンあげてるのに、あげてるのはわたしなのに、それはないだろ~。
ジャッキーにしてみれば、餌は「自分で勝ち取る」もの、それに手をかけている奴はライバル、という認識なのかもしれない。
まあ、それがきみの生き方なんだったら、好きにすればいい。
もう1歩近づくという努力を、ジャッキーはしないし、こちらも特にしていない。
とりあえず、お互い現状維持である。
本日の「いいね!」
アート見てる人がアート。
1928年パリ生まれの写真家 Elliott Erwitt の作品。