エゴノキの花が終わってしばらくたったころ、ふたたび地面に白い星形の花がたくさん落ちる。
よく見ると花びらの先端が尖らず、軽くねじれていて、風車にも似ている。
上、上、ずーっと高いところを見上げると…
これですね。
ホオノキによじのぼっているテイカカズラ。
この植物はここ数年でびっくりするほど増えた。
あるいは、増えたものが花が咲くまでに成長した、ということかもしれない。
茎や葉がかたいので(有毒という説もあり)、さすがの鹿も食わないのだろう。
高くまでのぼってしまえばこっちのもの。
日のあたる場所で花を咲かせ、パラシュートつきの種子を遠くまで飛ばすことができる。
つる植物の中で、カラスノエンドウのように巻きひげを出すものは、そのへんの草むらでも、あっちこっちちょいちょいとつかまらせてもらって伸びていくことができる。
アサガオのようにくるくる巻きつくものは、もうすこし丈夫な支柱を欲しがるが、太すぎると一周巻くことができず困惑するばかりだ。
一方、テイカカズラやツタなど、付着根を出してはりついてのぼるものは、相手が細いとぜんぜんだめで、さらにしっかりした面積の大きな支持体を必要とする。
木が高く太くなるにつれて、まず巻きひげ系が脱落し、巻きつく系も振り落とされ、はりつく系の勢力が増大していく。
家の周囲では常時人の手が入るから、もちろん自然の状態とは言えないけれど、長く住んでいると植物の移り変わりが実感できて、とても面白い。
ホタルブクロ。
そろそろ蛍も出るころかな。
ムラサキカタバミ。
本日のクレ。
本日なぜか甘えっこの後追いモード。
暑~い~。
おやあ?
いいとこみつけたね。そこ、涼しい?
本日の「いいね!」
うーん、これ、見方によってはちょっと怖いメッセージかもしれない。
ニューヨークで活動するクリエイター Nigel Stanford の作品。
(あれ? そういえば…と調べたら、3年ほど前に同じ人の動画 CYMATICS: Science Vs. Music をシェアしていましたね。こういう傾向の音楽が好みというわけではないけれど…何か気になる要素があるんだと思う)