ごうごうと音をたてて風が吹いている。落葉した枝が大きく揺れるほどの風だ。
風の隙間を縫うように、シジュウカラとヤマガラがせっせと餌台に通って来る。こんな軽い小鳥たちなのに、けっして風によろめいたり、飛ばされたりすることはない。
はるか上空には、2羽のトビが悠々と舞っている。鳥と風は、いつも同じ側にいるのだと思う。
ときおり西の谷を越えて、銀色に光る小さなものがふわふわと飛んでくるのが見える。テイカカズラの種のパラシュートだ。
まるで操縦する者が乗っているかのように、いりくんだ木の枝を間を巧みにくぐり抜け、ひっかかりそうでひっかからず、地面をめざしてゆっくり降下していく。
夕方、はんぺんみたいな白い月が、雲と雲の間を抜けて、まるで糸の切れた凧のようにぐんぐん、ぐんぐん上がっていくのを見た。
おお、きょうの月、速いなあ、と思ってから、ん? あれ? と見直したら、ぐんぐんと動いているのは雲のほうだった。
そりゃあ、そうよね。
いまだに頭が天動説の閑猫は、月が動いてもあまり驚かない。
本日めずらしく出窓スキー×2。
真鈴ちゃん、虹が来てるよ。
このあいだ畑に着ていったパーカー。脱いでそのままハンガーにかけてあったのを、ふと見たら、背中いちめん、そしてフードの外にも中にも、くっきり足跡が点々と…。
え~、いつもこんな泥足で乗っているのか、きみは!
その張本人。
お待ちかねのストーブついたよ。
本日の「いいね!」
Bubbles Freezing in Slow Motion
マイナス9℃でシャボン玉が凍るまで。
…と、こっちは「いいね」じゃない。
前に「犬を飼ってるからダメと言われた」という人の話も聞きました。もしかしたら何かの行き違いや勘違いがあったのかもしれないけれど…。切羽詰まって申請に訪れる人を、根拠もなしに門前払いしているとしたら、とんでもないこと。