人の痛みを分かろうと欲するあまりに
海を飲み干そうとする愚かしい僕を
早々に諌めて!
更には
風をなだめ
鳥を捕獲して
僕は
無意味の優しささえも知りたいと
願っているから
落ちぶれて!
嗚呼、あの空に散らばる無限の青の群れよ!
夢を捕食して、とりとめのない朝を
再生産せよ!
遂には、
夢の言葉を模倣して、
創世の音声を再現して、
厳かに現実を構想せよ!
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きっと
僕にはいつまでも分からない
何が善で、何が悪かだなんて
僕らは
何度も往復する
悲しみの小路を
何も変わらないと
見せかけて
いつもごちゃ混ぜになる僕の意識を
お願いだから
救って
この深い夜が明ける前に
悪魔が
寝言を言うのをやめない
僕の耳元で囁くふうに……
この次は
どんな未来へ
飛び立っていこうか?
なんだかんだ言って
どっと . . . 本文を読む