理解と混線の狭間で
IDを失った僕の哀切を
スクリーンに晒してくれたまえ
すべては
パスワードの忘却から
始まったのですから、この旅は
そしてそれは
無数の文字列の
美しい再配置のために
門出があったと云うべきで
だから
理解と混線の狭間で
遠く彼方の肌の触感を確かめるように
ただそれでも手元には見事なまでに干上がったキーボードの更地しかないのです!
そこに意味もなく
唾液を垂らしたくなる . . . 本文を読む
人は
何かを愛そうとしなければ
滅びる運命にある
人は
はじめに
何も信じられないことを
恐怖して泣くのかもしれない
それでも
何かを愛し
信じ抜くことを
選ぶことは可能なはずだ
そんな気高さが
僅かでもあるなら
万事OKだ! . . . 本文を読む
死ぬことの快楽を
知らぬうちは
あなたは生きているとは
云えない
癒えぬ未来を
堅持するからこそ
開ける扉が
ある
夢の妄言を
信ずるときに
想起される感情の螺旋が
朽ちる道の上を歩くばかりの私です…。 . . . 本文を読む