愛ある身を浮かべて
あなたとふたり午後にたゆたう
浮見堂
海上を渡る曲線上のロマンス
ここはまるで愛い秘境
揺れる平面上にやっと開いた、今年の華
あなたと漏らす吐息
あなたと歩く朱い道
まるで海に浮かべた一枚の絵画のような
あなたの瞳に映る朱い四阿
この海の上を渡る橋のように
僕とあなたの心を繋いでくれ
海を漂う憂き身のように
寄る辺なく生きてきたこれまで . . . 本文を読む
心ひとすじ通る未来
私が私であるために幾万もの命が光った
夢を追いかけるその眼に映る青い風景
逃げない
逃げない
迫りくる煩雑な事柄から逃げない
当然の言葉が
喉につかえて出てこない
その言葉を追え
その言葉を探せ
丁寧に
後味よく部屋の片づけを終えれば
解消する凝り
ひとすじの未来が
心と身体の真ん中を通る
その声を聴け
その声を聴け
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