いつの間にか駆け出していた僕らの世界 抽象の湖面に刻んだ遥かな願い思いは波紋のように世界に広がり今日私は私になりますそうして私になることの繰り返しタンゴを踊ってすかさず単語を覚え田んぼを超えるああ自由の夕暮れが僕を切り取る 素敵なイメージ あのグレーが僕のなかに透き通るラッキーカラーを覚えないまま まぶたを閉じて 宇宙の彼方にイメージする夢は雪山の凍土のように 心の地中にいつまでも埋めるように地平 . . . 本文を読む
明日あなたに会ったら何を言おうか午後のありふれたティータイム探していた言葉は紅茶に溶け出した何も浮かべない紅茶の液体と空間の境界線に踊る熱量喉元過ぎれば忘れる痛み?いやいやあなたと過ごす午後の痛み 共に味わいたいでもそのうちそれも砂糖に紛れて柔らかくなるよ . . . 本文を読む