水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

<夕暮ノスタルヂア三部作>真っ赤な真実

2016年02月25日 01時16分20秒 | 詩編
 そうだね、僕にとっては、ひとつの白も、ひとつの風も、曖昧なままにカタチを変えて、溢れる記憶。

 夢でさえ、明日でさえ、何てこともないのさ、溢れるそっとした時を運びせば、蒸せ返るほどの熱気と卒倒が待ち構えている。

 夢が、溢れる街角で、遠く投げ放った無防備な言葉を、鶴の喉元にぶら提げて、softに暮れていく一日。

コメントを投稿