張り詰めた声で
僕は明日を叫んだ
神様は何処にも居なかった
青すぎる春は青過ぎて何色にもならず
言葉の破片は無意味に胸に刺さった
遠く近く君は揺れ動く
僕に昔、術はなかった
嘘を剥いで 何遍も剥いで
這い出る詐称は明日を台無しにする
胡麻をするその本心は 何処にもないその心
ロックを忘れていた 心にロックをして 自分自身は行方不明に
箍が外れた心は 無性に白線を跨ごうとし 欠落とその半端な理想の胡散臭さに吐き気を覚えた
君との日々は淡いビデオテープ 遅くなった僕の返信に 限りない嘆息を重ねる君
二人のキャッチボールの末
そして朝は来る
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