水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

同時代的な何か

2019年05月25日 09時18分42秒 | 詩編
同時代的に起こる何かがある

シェークスピア演劇と日本の狂言は似ているものだという

少しずつのズレを伴い
人間は共にリズムを刻みながら生きてきた

遠く離れていても響き合う何かがあったのかもしれない

しかし僕らは
触れ合う微熱を感じながら
世界とはその触れ合う微熱から始まってゆくのかも知れない

呼吸の音ひとつ聞こえる距離のなかで
世界へ続く門扉が初めて開け放たれるのではないか?

今 同じ世界に生きているということに 微妙に差異を感じながら デリケートに生きる僕らがいる

その不思議 その巡り合わせ そのコンチェルト

僕は今日も太陽に挨拶をして
今日は誰と出会えるのだろう
また仲良い人々と会えるだろうかと思いを巡らす

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