水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

最低な月夜

2013年02月17日 21時14分05秒 | 詩編

 怖がりの
 泣いた夜に 
 水をぶっかけた
 すべてを
 投げ出した
 男
 
 最低限
 礼節を知ることのない
 くだらない
 ダメ男が
 繰り出す
 暗黒の
 罠に
 注意
 
 さして
 語られることのない
 噂に
 振り回される
 始末
 
 浮遊する魂に
 形を
 与えるのが仕事の 
 天使

 どうしようもなく
 その天使は
 悔しがっていた

コメントを投稿