水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

生きているということ

2017年07月10日 04時25分58秒 | 詩編
お前はほんとに生きたのか?
まだ死んでも居ないっていうのに、
分かったようなことを、言うんじゃないよ!

叫べば、春の午後
とりとめもない明日を歌った

ありふれたはずの風景を
目を擦ってもう一度見たら
君がいつの間にか視界に入り込んで居た

楽観ばかりで腹は満たせないけど、
悲観の火で熱せられた薬缶ってやつは、
有り得ないほど僕と君の関係にジェラシーを沸かしてる

そんな、朝
光がベッドにその手を伸ばす。

夢、見てたっけなあ
寝床という名の幸福な国で…
僕ら気が済むまで

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