水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

黄色い嘘が怖いお

2017年05月12日 23時06分23秒 | 詩編
市ヶ谷の街角で
雨に打たれた僕は思う
時速6kmの思考速度で
ルビーの水滴が、悲しいまでに
僕の額を冷やして、地上へ逃げる
明らかなる過失の上に、天国があり

なまじっか実家に帰れない理由ばかりが、頭に浮かんで
トマトの戸惑いを、がぶりとかぶりつけば、名にし負わば…の一節が思い浮かび、一抹の不安なんていう有り体なフレーズで、喜びの息の根を止めようとする。

プリンが! 突然、舞いだした。そのまま、タンスにゴーンとぶつかって、その結末は、大方皆様の予想に違うことないものになるのでございます。ああ、何て可哀想なプリンちゅわん! あ、こんなこと言ってると、あの可愛らしいモンスターのそれを、皆さんは思い浮かべるんでしょう? でもね、僕が今述べているのは、歴とした食べるプリンですよ! 

残忍な、(プリンはつまり、コレステロールを含有する、黄色い嘘によって構成されているのです。

そんな、プリンは、今宵のお供。

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