水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

土管とイッパツ、鈍感なヤツに空隙の衝撃波食らわせてぇ

2017年01月24日 14時31分33秒 | 詩編
麗しい間違いの転がる道程で
待つんだ、君の快感を
計算ずくで、押し倒される愛の
乱れる微音を察知すれば
僕は、今度生むことの味気なさを
いつかは知ることになるだろう

この美しい苦しみから逃れる術を持たずに
僕は苛酷な現実を笑って済ませる主義だ

滝の流れ落ちる惑星で
夢を何度も腐らせて
くだらねぇ手前の小芝居に構っているヒマなんて
誰にも無ぇ!

同情を買うことをやめた
茶色い街角で
僕は秘密の嘔吐を繰り返して
さりげない愛の授受に
見つけられない課題の収集もつかず
手付かずの日々、そいつらはまるで手に負えない鉄屑の集合体

勝てない勝負はないと息巻いた日々さえ
カフェイン暴飲で堕落へと向かう終末で
始末に負えぬ今でさえ、話題性だけは欠かさず
青空を見上げて、誤解を振りまく季節だけを消費して
それでもいつかは勝利して、身体いっぱいの生気を
自然へ返せたらいいな、って思う。

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