僕にとっては
初めての青春
青い夏
暗い部屋の絡み合う夏
せっかく着てきた服が
着崩れないように
できるだけ優しく触れ合う夏
「この後、花火見に行くんだもんね!」
そう言う君も雨に濡れたみたい
雨に降られる前から濡れている
たぶん、これがピチピチのサカナ
水を弾くように
僕の心もときに撥ね除ける!
のか
吸い寄せるのか……
知ったものではないくらい
君は僕にとって
うまく言い表せない女性だ
祭り会場に行ったあとは
一緒にトンテキ食べた
たこ焼きは半分こ 僕が最初に食べやすい大きさにしてあげた
外気が寒いから
ちょっとお腹を冷やしちゃった君の
もどかしい距離を縮められないまま
隣で居てあげることしかできない夏
いつの間にやら
打ち上がった花火を
ただただ見つめる僕ら二人
僕は空に打ち上がる花火を見たらいいのか
それとも今横に居る愛くるしい女性(ひと)に目を向けたいのか
迷っちゃって、仕方がないんだ
雨に降られた君を抱き締めることは
冗談みたいで
できなかったけど
「手、ひやっこいね。」と、言って
軽く触れてくれた君の体温が
僕の夏を燃え上がらせてくれたんだ
土砂降りに降られながらの
打上花火が
僕らの夏を彩った湿り気のある妖しい華
そして
流れる赤やオレンジの思い出の灰が降り注ぐ 二人の夏なんだ
初めての青春
青い夏
暗い部屋の絡み合う夏
せっかく着てきた服が
着崩れないように
できるだけ優しく触れ合う夏
「この後、花火見に行くんだもんね!」
そう言う君も雨に濡れたみたい
雨に降られる前から濡れている
たぶん、これがピチピチのサカナ
水を弾くように
僕の心もときに撥ね除ける!
のか
吸い寄せるのか……
知ったものではないくらい
君は僕にとって
うまく言い表せない女性だ
祭り会場に行ったあとは
一緒にトンテキ食べた
たこ焼きは半分こ 僕が最初に食べやすい大きさにしてあげた
外気が寒いから
ちょっとお腹を冷やしちゃった君の
もどかしい距離を縮められないまま
隣で居てあげることしかできない夏
いつの間にやら
打ち上がった花火を
ただただ見つめる僕ら二人
僕は空に打ち上がる花火を見たらいいのか
それとも今横に居る愛くるしい女性(ひと)に目を向けたいのか
迷っちゃって、仕方がないんだ
雨に降られた君を抱き締めることは
冗談みたいで
できなかったけど
「手、ひやっこいね。」と、言って
軽く触れてくれた君の体温が
僕の夏を燃え上がらせてくれたんだ
土砂降りに降られながらの
打上花火が
僕らの夏を彩った湿り気のある妖しい華
そして
流れる赤やオレンジの思い出の灰が降り注ぐ 二人の夏なんだ
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