水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

春からのご褒美

2016年08月24日 04時15分04秒 | 詩編
 なんにもない
 人生なんてない
 「無」というものが「有」る
 人生もある

 言葉というものを
 使って
 僕らは
 見知らぬ未来を
 紡ぐ

 誰知らぬ
 夕方の憂鬱も
 時が経てば
 春の生命のように
 息を弾ませ豹変し躍動するさ

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