見えなくなる夕日に
僕は、悦んで、手を振った
ささやかな夕立ちが、友の顔と
剥き出しの地面を洗ったから…
境目なんて、あるようで、ないよね
なんてことばかり言ってたよね
ループする日常に答えなんてないよね、と分かり切った表情で言う自分ほど何も分かっていない気がする
お世辞にも麗しいと言えない
腐ったブラックジョークは
炊きたてのご飯に混ぜて
大口開けて喰らってやった
おあいこだね
そんな台詞を吐いて、
僕らは非常階段を駆けて
灼ける空へそのまま消えていく…
僕は、悦んで、手を振った
ささやかな夕立ちが、友の顔と
剥き出しの地面を洗ったから…
境目なんて、あるようで、ないよね
なんてことばかり言ってたよね
ループする日常に答えなんてないよね、と分かり切った表情で言う自分ほど何も分かっていない気がする
お世辞にも麗しいと言えない
腐ったブラックジョークは
炊きたてのご飯に混ぜて
大口開けて喰らってやった
おあいこだね
そんな台詞を吐いて、
僕らは非常階段を駆けて
灼ける空へそのまま消えていく…
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