水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

どうしようもない狂気

2016年07月10日 03時29分12秒 | 詩編

 僕は
 きっとどっかおかしいんだ
 そんな自覚を持ったりしてる
 君から見て
 僕は変かい?

 頭が狂ってみたりすることも
 よくあることじゃないか?
 僕は
 神様に
 こうなるように
 取り計らってもらっていたんだ
 
 今
 月が見える
 あの光は
 どこまでも
 怪しい
 それでいて
 優しい
 
 涙が出てくるよ
 ホント
 狂ってしまって
 僕は
 自分が誰だか
 とんと見当がつかなくなるんだ
 
 君の名も
 どこか狂っているように思えて
 僕は
 怖気づく
 君も
 あいつらの使いなの?
 一体どうなんだよ
 教えてくれよっ
 
 でも
 僕は
 狂っているからね
 君から
 話を聞いても
 まともに受け止められないかもしれないね

 
 月の夜
 僕が見たいと言えば
 あんなにきれいな満月だ
 
 僕は
 大人たちに
 連行される

 誰を信じてみればいいのだろうか?
 この世は敵だらけ
 いつか全ての謎が
 解けるのだろうか?

 でも
 ときには俯くことも必要さ!
 と
 月が僕を説き伏せる

 だから
 今宵も静かに暗がりの中で
 誰にも悟られないように
 泣いている
 あわよくば
 この姿を
 皆に気付いてもらえないだろうか
 と
 望みながら・・・・・・


(という経験は、もう3年も前のことです。今は、こんな困ってないので安心して下さい。)

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