水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

運命の黒い糸で結ばれたツインソウル

2018年03月15日 04時42分53秒 | 詩編
出会った頃は互いに無邪気に喜んでたのに
いつの間にか傷つけ合うことでしか居られないことに気づいてしまったふたり

憎しみ合うことでしか
互いの役割を果たせない関係

遠ざかることでしか
互いを思いやれない関係

いがみ合うことでしか
互いを守れない関係

愛が姿を変えたものとは分かっていても
僕は頭で分かっているのに
天の邪鬼な身体が疼いている

ああ 届かない
身も凍るほどの君への愛は
遠く時空の最果てでしか解けない氷

深い深い悲しみが
その根っこでは 深い深い歓びと通じているように
僕はたとえ君を憎みつづけなくちゃいけなくても
この黒い糸を切りたくない
いや 切りたい
切ってしまえば 僕は君と会えるのだ
空気のような人になれれば いつでも君と会えるのに…

君と何度も会えるのに…

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