水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

寒空の下の孤独

2013年02月14日 23時57分36秒 | 詩編
 耐え切れない孤独を
 僕は抱えている 
 
 寂しさは
 夜と共に膨れ上がり 
 月夜の下で
 寒そうに縮こまる
 
 旅の疲れが
 否応無く僕の体を襲い
 すぐに
 眠くなる
 
 形のない
 希望を
 くしゃくしゃに丸めて
 ポケットの中に入れていた
 朝は嫌いだ
 なにもかも見えてしまうから

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