水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

30歳に差異が分かる人間になれるだろうか

2019年06月29日 14時31分48秒 | 日記
回復するとは何だろう?
僕は概念に疲れてきた。僕は内なる自分の声を押し殺して、生きてきた。
単に、そのツケが回って来たんだろう。そして、くだらない一節を量産し続けてきたんだろう。そう思って、午後6時のサイレンが鳴る音に癒される、いや、帰り道を急かされる。
人と人の間で、僕は何とかバランスを保って生きてきた。眠れない夜もあった。もっと言えば、眠らない夜もあった。それらが、今日の僕へと連なってきた。忘れ物も異様に多い日々だった。行動の端々に異変は確かに表れていたのだ。ただ見ないフリをしてきただけ。
「汚いはきれい。きれいは汚い。」と言ったのは、確かシェイクスピアの作品の中の誰かが言った一節だ。これは、きっと表面的なキレイさと本質的なキレイさとは相反するときがあるというようなことを言いたかったのだろう。
まさしく、僕に当てはまる言葉だ。僕は演じるのが上手かった。だが道化を演じるには早すぎた。道化と同化してしまったのだ。

どうにかしないといけない。

演じるというのは果たして必要なことなのかどうか分からないけど、今の僕にはそのままをさらけ出すというのが必要なようだ。

例えば誰かへの好意を素直に言葉にできるような……。

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