水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

水の囁き

2016年07月28日 19時50分39秒 | 詩編
 僕らは
 ビクビクしながら
 都会の人混みを
 抜けていく

 夜の街を歩く人々は
 皆聖者たち

 僕が
 狂いそうになるところを
 観察している

 水が
 僕に
 何かしら囁くが
 それは意味と無意味の間の
 「意味ありげ」
 という概念から抜け出せない

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