水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

ああ、夏、牛歩の

2017年05月28日 00時48分56秒 | 詩編
僕が僕を開くとき
ドアの軋む音がする
夕焼けを遠目に見て
響き渡る音楽が鳥のよう

西欧に溢れ返っていた
言い知れぬ上品さが
おびただしい失敗を抱え
息も絶え絶えに
牛の歩みでいるようだ

夢がそのまま現実を吸い込んじゃったら
清々としていいのに!

結論を用意しないドラマがこんなにも愛おしいなんて

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