水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

世界が終わりを奏でる夜に

2010年06月23日 21時07分53秒 | 詩編
世界の終わりに
体重のすべてをかけ
逃れられない
タイプの加速度
そこまで遠くのエリアではしゃぐといったわけでもなく

抜群
風そよぎ 舟は走り
タイトな産声に世界は最後の
賭けをする
ボートはぶらぶら空を漂う
味を付けるなら まだ先に
抵抗感を選ぶわけでもなく
会いたいと思って
風を切り裂く

ポートモレスビーに
さわやかな風が吹き
地上には
鮮やかに
花が咲く
ブレない
意識にだけ
真実を
預ける
言葉の上辺に
地震は絶え間なく起こる

想像
眠りの場所
想像
視覚

走る炎
全ての記憶に
花が顔を出し

想像
疾走感
めまい
目録

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