今宵も
珈琲を
咽に流し込み
この胸に痞える
微かな憂いを
闇に葬り去った
ゆったりと
心の臓が
闇の中で
時を刻む
何か大事なことを
忘れてしまったような
気もしたが
まあそれはどうでもよいこったろうと
言い聞かせるだけ
目を瞑って
がらんどうのような
何もないこの闇に
とりあえず
じっと耳を澄ます
堅牢な
独房のように
暗く
閉じた
僕の心は
闇のなか
次第にその輪郭を失っていく
そっと
深く横たわる
海のような
淋しさが
胸に溢れてくる
誰かの
声を聴きたくて
誰かと
共に笑いたくて
明日を見つけ出すこと以上に
この今を必死に刻んでいきたい
なれば
この怪しい夜の隙間に
ひょろひょろと揺れ動くという
我が神聖な一つの生命を
徐に解き放ちたい!
珈琲を
咽に流し込み
この胸に痞える
微かな憂いを
闇に葬り去った
ゆったりと
心の臓が
闇の中で
時を刻む
何か大事なことを
忘れてしまったような
気もしたが
まあそれはどうでもよいこったろうと
言い聞かせるだけ
目を瞑って
がらんどうのような
何もないこの闇に
とりあえず
じっと耳を澄ます
堅牢な
独房のように
暗く
閉じた
僕の心は
闇のなか
次第にその輪郭を失っていく
そっと
深く横たわる
海のような
淋しさが
胸に溢れてくる
誰かの
声を聴きたくて
誰かと
共に笑いたくて
明日を見つけ出すこと以上に
この今を必死に刻んでいきたい
なれば
この怪しい夜の隙間に
ひょろひょろと揺れ動くという
我が神聖な一つの生命を
徐に解き放ちたい!
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