水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

たとえあなたが消えても

2017年09月26日 04時06分38秒 | 現代小咄
空の彼方へ
詩は
ひとつの憂いをまとって
途切れ途切れに
信号を飛ばす

ぽつり、ぽつり
そこには女子高生の高鳴る胸があって、そして空があって、さらには高みがあって
誇りを持って放つ悲痛を、知っているあまりに、あまりある予感を飲み込むように、皆で青春を製造した。

あれ?
問いを発しては、倒れ込むゴールラインはどこに消えた?
ああ!あの空の向こうのあなたの幻影を追いかけるの 永遠を手に入れるまで ゆくりなく

コメントを投稿