当たり前が当たり前でないこと
差し当たって君が君以外の何者かである可能性はかき消せないが
僕は横断歩道を渡って
信号が点滅するのを横目で見ながら
すれ違う女性が君であるかもしれないと期待する
宇宙がまだ炊飯器の中で呻いているから
時を早送り再生する6畳の部屋のなかで
僕は透明な視線を漂わせている
差し当たって君が君以外の何者かである可能性はかき消せないが
僕は横断歩道を渡って
信号が点滅するのを横目で見ながら
すれ違う女性が君であるかもしれないと期待する
宇宙がまだ炊飯器の中で呻いているから
時を早送り再生する6畳の部屋のなかで
僕は透明な視線を漂わせている
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