水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

強い愛

2019年01月13日 00時19分43秒 | 詩編
強く思う
会えない時間に強く思う

奇をてらってばかりのあの日の夏を
なんと名づけよう
この手懐け切れない欲望を
さ迷う夏に放り込んだけど
抑揚のない日々の木曜
包容仕切れない煩悩に翻弄された

泡を食った日曜
酷く冷めた慣用句
法要にも動揺せず
サンロードに反応を示す
悪童に成り下がる
そんな堂々巡りの日々を
堂々と送る俺は一体どう?

乱暴にランボーを読み込んだ僕の
感動の小ささは目も当てられぬほどだった

リンドウの花は林道に咲いて
リンドバーグを聴いていた僕は神童で
振動を感知する陰謀に踊らされ
完治することから逃げていた
闇世の病み夜

今さらだけど君に出会えてよかった
過去の忌々しい性を捨て去ることが叶ったから
今見た景色と決意した心を貫きたいならいざ来た道を
つぶさに振り返り また見直していこう
これからさ すべては これからさ 始まりは

今から一歩を踏み出す
夢に見た遥かなる道程を

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