急ぎの作業も無く栗と紫蘇の収穫や美味しい物に変身させてました。
栗は老木ですが大きいので実ればそれなりに収穫出来ました。
前年収穫後肥料を与えてます。
毎日拾い集め数日分の中から大き目だけ選んで置きました。小さいのは電気圧力鍋で茹で夫のお八つです。アハハ!実をすくうのも皮むきも小さいのは頑張れ無い、それでも実だけで1キロは栗ジャムに加工しました。
手間暇掛かる栗仕事の一番は渋皮煮かも知れません。
鬼皮も色々剥き方が有るようですが、渋皮煮愛の強かった知人から習ったやり方です。
綺麗に洗い水に一時間漬け、ザルに上げ水切り。
大き目のボールに入れ湯を回しかけ暫く置き冷めたら、
底の所に少し傷をつけ鬼皮を剥いて行きます。
渋皮に傷を着けないように丁寧にします。
失敗作は煮崩れるので皮を剥き栗ご飯かペーストです。
1キロと少しゆかりと二人で一時間掛かりました。
一人なら半分で諦めそうです。
此処からは今時の調理器具、保温調理鍋に水から居れ沸騰寸前3分、吹きこぼれる事が有るので火を止め重曹小匙1を入れセットして10程放置。ガラガラ栗が踊らないように煮るのかコツかしら。
一回目灰汁で真黒の煮汁
蓋を開け煮え過ぎないようにします。
硬さを見ます。未だ柔らかくしません。皮の毛羽を指先で綺麗にします。黒い筋は爪楊枝で傷つけないように取ります。
水を替えもう一度沸騰1分で火を止め重曹を入れます。
流し水で水替えします。
水道はザルで受け細めに流します。手荒くすると崩れます。
あく抜きも結局は好みなので2回にするか3回するかかしら。甘さの底に苦みが有るのも好き。
クリの硬さも好みです。
渋皮煮は栗の美味しさで砂糖だけでは表現できません。
一個づつ水に着け優しく指先で擦り綺麗にして筋も取ります。
クリを計量して重さの半分の砂糖を用意、鍋に栗がたっぷり浸るほどの水を用意し栗と砂糖を入れアクを取りながら煮含めます。20パーセントを黒砂糖にしても良いです。
皮切れしたのは実だけブランデーを入れペーストにしました。
鍋底に当たった物かしら。モンブランが食べたいと娘に話したら「バターどれだけ入るか知ってるーー。」
知ってますよーー。畑の端から端程度歩くのでは消費しきれません。
砂糖水の中に入れ弱火に掛け沸騰冷めるまで放置します。
灰汁取りしながらのんびり火を付けたり消したりしながら弱火で煮含めます。
手持ちの道具で色々な作り方が有ると思います。
豊作も嬉しいですが、時間に追われます。雨が降り早めに帰って来たので作れました。時間と根気と煮え加減の間が合うかどうかかしら。
鬼皮むきと最初の固ゆでで半日、その後渋皮を綺麗にし2回目の茹で、水替えして重曹を流し、砂糖水に着けゆっくり沸騰直前で冷ます。翌日加熱して灰汁をすくい火を付けたり消したりしながら砂糖を染み込ませます。冷ましながら温め熱い内に瓶詰。ざっくりの流れです。
知人に貰って食べてた頃もっと感謝したら良かった。反省です。
年上の植物好きの方は雨の日に手間暇かかる事が好きな人が多かったです。
皮を除き3キロほどジャムなどに作りました。
上手く行くか分かりませんが加工し切れ無い栗は茹で冷まして冷凍して見ます。
地元でも大きなクリは五泉市で栽培してます、我が家の栗の実の2倍はありそうです。
県内山手の民家近くでクマが昨年多く出没しています。
山の恵みは今年育ったかしら。
本日も最後までお付き合い頂き有難うございます。
手間暇かけて
この人粒ほうばる時が至福の時
>水に一時間漬け、ザルに上げ水切り。
大き目のボールに入れ湯を回しかけ暫く置き冷めたら、底の所に少し傷をつけ鬼皮を剥いて行きます
渋皮煮愛の強かった知人さんからの秘伝
有難く頂きます。
若い頃だったので自分で作ろうとは思わず、いい加減に聞いてお茶を頂いていました。
その方は姉の知人の栗畑のその日の収穫物で作っていました。娘達が小さい頃サンマを七輪で焼いてもらったり、市内に友人も居ないので良くして頂きました。
転勤で移動になり年賀状だけの便りです。
多分ブログも読んでくれていると思い感謝の気持ちで丁寧に作って見ました。