ご主人様♂が またぁ 古本を取り寄せていたよおおう
プーも 一緒にさぁ 読んだんだよおおう
ご本はねぇ 『仙台藩 流刑史』(著:紫桃 正隆)だよおおおう
江戸時代におけるぅ 仙台藩の流刑地として 牡鹿半島に近接する
江ノ島、網地島、田代島があるんだよおおう
江戸幕府による 流刑地は 八丈島、三宅島、大島、新島が有名だよねぇ
遠流された島では 自給自足しなければならないんだけどおおう
仙台藩の場合は 流人に対しても かなり温情があったみたいだよおおう
先ず 流人に対しては 恩給みたいなお金と
食料が一定量与えられていたらしいよおおう
また 逢いたくなった家族が 島まで会いに来ることも出来たんだってさっ
刑期も 江戸幕府のよりも短かったしぃ 恩赦も頻繁にあったんだよおおう
星三つ半でプー
またまた プーは ご本を読んで貰ったよおおう
この間もさぁ 古本屋さんから ご本が届いていたものねぇ
(著:紫桃 正隆)だよおおう
物語はねぇ 慶長遣欧使節だった支倉常長が
祖国仙台に戻ってくるところから 始まるよおおう
戦国時代に どのようにして日本国内に キリスト教が伝播していったのか
また 領主たちが キリシタンを厚遇した 本当の理由は何なのか
仙台はもとより 国内全域の キリスト教の状況や その衰退が
書かれているねぇ
また 鉄を扱う集団と キリシタンとの関係も興味深いよねえぇ
いまも宮城の田舎の方にある 古屋などにはさぁ
秘密の小部屋があってねぇ そこにキリシタンを 匿ったりしていたんだよおおう
星四つでプー