藤三旅館の 昔の写真特集だよおおう
白猿の湯が 白く濁っているよおおう
平成２０年に発生したぁ 岩手・宮城内陸地震直後の 写真だよおおう
おー昔の写真だねぇ
橋に 注目しちゃうよおおおう
プーが 撮ったのと 同じ場所からの写真だよおおう
お屋根に 看板が掲げられているよおおう
これは そんなに 古くないねぇ
この建物は 今のと同じだねぇ
これは 古そうだよおおう
今も骨格が残っているねぇ
これは 今にない 建物だよおおう
階上に 楼館が見えるよおおう
わらぶき屋根って よく燃えそうだねぇ
真ん中のはぁ 教会みたいな建物だよおおう
白糸の滝だよおおう
これは モダンなデザインでございますねぇ
手前のおう 白い建物は もおう無いねぇ
昔から 日本人って 温泉
が好きだったんだねぇ
座敷わらしが 出て来そうな感じがするねぇ
プーの 仲間のご先祖も この頃 山の中にいたんだろおおおうねぇ
この橋が 特徴的だよおおう
藤三旅館に掲げられていたぁ むかーしの写真でしたぁ
続くんだよおおう
また 本館の階上を 探検するよおおう
赤い絨毯が 綺麗だよおおう
プーはぁ 屏風の前で くつろぐよおおおう
３階に 到着だよおおう
田宮虎彦が ここで執筆活動をしていたんだねぇ
これはなんだろおおおう ぷー
あっ 今なら 絶対自閉症の 宮沢賢治だねぇ
岩手だけどおう 三春駒でいいのかしらぁ
カンジキがあったよおおう
プーは 履けないよおおう
小判があったよおおう
牛舌大判って 上杉領内で流通していたらしいよおおう
Ｓｕｐｅｒ Ｐｏｏｈ３号は 相変わらず 独りぼっちだよおおう
プーは お部屋に戻ったよおおう
プーは 今度は 小岩井のコーヒー牛乳を 飲むよおおう
続くんだよおおう
はぁ～ お外は寒かったねぇ
ここは １階のロビーだよおおう
ロビーにはぁ 藤三旅館が紹介されているぅ 新聞のコピーが 置いてあるよおおう
これはぁ 宮沢賢治の なめとこ山のくまの一節だよおおう
なめとこ山のくまの ラストシーンだよねぇ
小十郎が 熊たちに 弔えているところだよおおう
それぞれの熊たちが 可愛いよおおう
玄関を内側から見るよおおう
スリッパが綺麗に 並んでいるよおおう
あっ
ここにもおう 日本秘湯を守る会の 提灯があったよおおう
いわて牛の モーモーが いるよおおう
これは 南部箪笥かなぁ
これもおう そーかしらぁ
鹿踊は こちら岩手の郷土芸能なんだよおう
プーは まだ本物を見たことがないよおおう
続くんだよおおう
寒いけどおおおう お外を散策するよおおう
お空は 晴れてきたねぇ
この本館は 昭和１２年建築 ケヤキ造りなんだってさっ
坂を登って 行くよおおおう
お宿の屋根が見えるねぇ
また曇って来ちゃったよおおう
木造の３階建てって やっぱり凄いよねぇ
鉛八景画帳って なんだろおおおう ぷー
南部利剛（としひさ）が 吟詠させたとありますぅ
安政の大地震で 利剛が足を痛めていたんだねぇ
それで 鉛温泉に 湯治に来ていたんだよおおう
でもおう ガチョッ～ンって プーには 分からないよおおう
豊沢川河畔に建つ 藤三旅館だよおおう
あれっ 屋根に 何か居るよおおう
Ｓｕｐｅｒ Ｐｏｏｈ３号も 独りぼっちだよおおう
プーは 連泊しているから 他の お客さんがまだ チェックインしていないからねぇ
あっ こっちの屋根にも 何かが居るよおおう
これは 懸魚というものですぅ
破風の飾りなんだよおおう
時代を感じさせる 建物だよおおう
続くんだよおおう
わぁ～い
藤三旅館の売店だよおおう
その名も 藤三売店ですぅ
何があるのか ワクワクするよおおう
プーは チョコレートがいいよおおう
湯治部の建物だよおおう
湯治部には ベンチもあって ゆったり出来ていいよおおう
昨日売り切れだった 小岩井牛乳を 座って飲むよおおう
壁に飾ってあったよおおう
これって 鯉のぼりかしらぁ
藤三旅館から 見えていたこの橋が 気になったよおおう
でもおう 旅館の敷地じゃなかったよおおう
他人様の お家に行く道だったよおおう
続くんだよおおう
もおおう お昼になっちゃったよおおう
今回は ３食付プランだからぁ お昼も出るんだよおおう
プーは やっぱりぃ ざるそばでしょっ
蕎麦の薫りがするよおおう
ねえねぇ こんなメニューもありますけど…
そおうだぁ
売店に行かなくちゃっ
早く お洋服を 着させてちょうだいよおおう
パンチュだ パンチュだ
おむつじゃないよおおう
ズレパンじゃないよねぇ
オシッ 準備完了だよおおう
続くんだよおおう
朝ご飯だよおおう
朝ご飯もおう お部屋に持ってきてくれるからぁ
プーは ルンルンだよおおう ぷー
これが 朝ご飯だよおおおう
お弁当箱みたいなのに 入ってきたよおおう
この方が 配膳しやすいものねぇ
さあ 早速食べよおうよおおう
オウオウッ ご主人様♀は 朝からビールだねぇ
キンピラと 切り干し大根
サラダと お魚の燻製だよおおう
ベーコンと 玉子 昆布巻き タラコ
プーには 玉子をちょうだいよおおう
お味噌汁と 海苔だよおおう
あっ それって プーのおやつだよおおう
ちゃんと 取っておいてよねぇ
続くんだよおおう
朝だよおおうだっ
プーは 起きたんだよおおおう
お天気は まだ雨が降っているけどおう
これから回復するって 鳥さん達が 囀っていたよおおう ぷー
豊沢川を挟んで 藤三旅館のおう対岸にあるぅ 白糸の滝も 水量が多いよおおう
豊沢川の 水量も多くなっているねぇ
プーは 桂の湯に入るよおおう
昨日は 夜だったから 周りが見えなかったよおおう
あっ 川面にもおう もおうひとつ 温泉があったよおおう
水面が 川と同じぐらいだよおおう
水苔で ちょこっと ヌルヌルしていたよおおう
さあ 朝風呂に入ったからぁ あとは朝ご飯だねぇ
続くんだよおおう
さあ 旅館部に戻るよおおう
ご主人様♀は 横目で この広告を見ていたよおおう
白猿の湯に 誰も居なかったからぁ
プーは もおう一度入ってから 寝ることにするよおおう
お湯が 渾々と湧き出ているよおおう
大昔からぁ こーやって 流れ出ていたんだろうねぇ
でもおう 今は 半分 人工湧出なんだよおおう
プーは ポカポカだよおおう
ご主人様♀の お耳も 赤くなっているよおおう
お部屋の５１番に 戻って来たよおおう
ヒャッ～ プーは 気持ちよかったよおおう
プーは 先に 寝ちゃうんだよおおう
明日もおう 朝風呂と 朝ご飯が楽しみだよおおう
続くんだよおおう
桂の湯
鉛温泉 のおう 女湯だよおおう
こっちもおう 男湯と一緒でぇ下の湯と
鉛温泉河鹿の湯の混合泉だよおおうよおおう
桂の湯なのに 桂の湯が入っていないって ややこしいよおおう
さっきまでぇ 湯治の人が入っていたよおおう
プーは 露天風呂大好きだよおおう
天気が悪いからぁ お星様が見れないよおおう
豊沢川のセセラギも聞こえてるよおおう
あっ～ 気持ちよかったねぇ
ご主人様♀は お眠むなのかなぁ ぷー
んっ？ 何かが祀られているよおおう
あれぇ これは もしかしてぇ
お猿さんだよおおう
キャハハハッ 猿が捕まっちゃってるよおおう
今を去ること ６００年前に 藤三旅館の 先祖藤井氏が
木樵をしていたらぁ 岩窟から出て来た白猿が
桂の木の根元から出ている温泉で 傷を癒しているのを見て
ここに温泉宿を作ったのが 始まりらしいよおおう
だからぁ 白猿を祀っているんだねぇ
それが クマだったら クマ湯って いわれていたんだろおおうねぇ
続くんだよおおう
