プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★奥入瀬の早春

2007-05-11 14:56:07 | 日記・エッセイ・コラム

 約30年前、秋の紅葉シーズンに奥入瀬・十和田湖から八幡平エリアを訪ねたので、今回は新緑の奥入瀬を歩くことにした。JR青森駅からバス「みずうみ号」に乗り、焼山(奥入瀬の入り口)までの所要時間は約1時間10分。

Epsn0036 (左は「酸ヶ湯温泉」前のバス停)。暖冬とはいえ、八甲田の積雪は例年と変わらなかったそうで、笠松峠を越える際、道路両側の雪壁の高さが数メートルにも達しているのを見て、思わず引き返したくなった。199名の犠牲者を出した雪中行軍の悲劇が思い浮かぶ。標高1500m強の山だが、雪の深さは10mを超えるというからその厳しさが推し測れる。Epsn0027_1

 奥入瀬が近づくと雪が失せ、道端にふきのとうの群生が。”#春は名のみの風の寒さや~♭”といった感じで、これからが本格的な新緑シーズンを迎える。Epsn0007_4

Epsn0030_2 5月8日、幸運にも気温は18度まで上昇し、風も無くハイキングには絶好の日和となった。奥入瀬渓流は、焼山から子の口までの約14キロを指すが、石ケ戸から歩くのがお勧めだ。石ケ戸からは、車道から離れて設けられた渓流沿いの遊歩道を歩けるからだ。Epsn0040 Epsn0076 Epsn0060Epsn0077大小の滝の多さと自然体系。豊かな表情の変化を楽しみ、小休憩をとりながら2時間40分ほどで、子ノ口に着いた。ゴールデン・ウイークを過ぎたこともあり、渓流沿いを歩く姿はまばら。主要スポットで、バスや車を止めて記念写真を撮る人が多かったが、奥入瀬の良さは、歩いてみないと分からない。Epsn0034_1 Epsn0061_1 Epsn0039_1 Epsn0057_1 Epsn0067_2 Epsn0074


★気まま旅総集編~奥入瀬・五能線~

2007-05-11 11:06:04 | 日記・エッセイ・コラム

 Epsn0033 雪壁をぬければ奥入瀬湯のけむり 5月7日、小松空港から羽田経由で青森空港へ。バスでJR青森駅に移動し、奥入瀬渓流の入り口「焼山」までが初日の旅程。Epsn0070

Epsn0024_2 二日目は、焼山から石ケ戸までバスで約10分。ここから奥入瀬渓流の遊歩道を十和田湖「子ノ口」まで約9キロ。ゆっくり歩いても3時間みれば十分だ。「子ノ口」から休屋までは、約50分の十和田湖遊覧船で。帰りは、バスの車上から奥入瀬渓流を見ながら「谷地温泉」へ。Epsn0093

Epsn0004_4 Epsn0022_1  三日目。JR青森駅まで戻り、五能線”リゾートしらかみ4号”で、「黄金崎不老ふ死温泉」へ。海岸にある露天風呂からの日本海に沈む夕日は雄大。パノラマカー付きローカル列車の旅は、時間に余裕があれば、津軽三味線や民話の語り部の実演が楽しめ、お勧め。最終日は、東能代経由で秋田へ。秋田空港から羽田経由で小松へ帰着。

 行程だけでも、かなりの移動距離だが、雪の八甲田から新緑(やや早い)の奥入瀬・十和田、本数の少ない五能線の旅に加えて、佐竹二十万石の城下町秋田では、平野政吉美術館と千秋公園で遅咲きの桜見物と、随分欲張った旅になった。次回以降、スポット別にご紹介したい。