プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★”ながら族”今昔

2007-05-21 09:26:05 | 日記・エッセイ・コラム

 ”ながら族”と聞くと、私はラジオを聴きながら何かをすることをイメージするが、今時の若者は違うようだ。”ながら族”という言葉自体、彼らには馴染まない位、複合動作が身に染み付いているふうにさえ感じる。

 奥入瀬&五能線の旅は、小松空港を発って羽田経由で青森空港というルートを辿ったが、その途中で目にしたのは、”ながら族”のさまがわり。機内から一歩出た途端、携帯メールをチェックしながら移動する乗客の多さ。自分の荷物が他人の身体に触れているのに気付かず、メールに夢中の中年のおじさんも。

 乗り継ぎを待つ間、飲食コーナーで友人とビールを飲みながら、片手は携帯の画面に釘付けの若者。どっちかにしろと言ってやりたいが、相手も”携帯ながら族”だけに、平気のご様子。コミニュケーションの形態は、時悠人には理解できない次元にさま変わりした。

 携帯電話を持たない生活に入って丸5年。あれば便利だと思ったことは何度かあるが、致命的な不便さを感じたことは一度も無い。便利さと豊かさを同次元で感じることが出来る人達が羨ましい。所詮、時悠人には無縁の世界だが、事故に巻き込まれるのは御免蒙りたい。