プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★あぁ!ついに、、、。

2009-02-14 10:06:37 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日の昼過ぎ、帰宅したら女房の様子がおかしい。長年、連れ添っていると、”KY”は「空気が読める」となる。昼食担当の帰りが遅いので、ご機嫌斜めなのかと思ったが違っていた。

 インターホンごしに警察だと言われて、戸を開けたら、いきなりノートを広げて、「お宅は二人とも年金生活ですね」と言われ、「何の調査ですか?」と問い返すと、初めて趣旨を説明した態度に立腹したらしい。警官は、”振り込めサギ”に遭う年金生活者が多いので、注意喚起にまわっていたのだった。

 日頃、”振り込めサギ”の被害にあうのは、自己防衛が甘いと心しているだけに、同列に見られたのが面白くなかったらしい。おまけに、本件と無関係な身上調査さながらの質問攻めに閉口したという。「私はまだ年金を貰っていないのに、あの資料はどうやって作ったものかしら?」と、妻は疑問を口にした。

 「そんな対応をしているようでは、本当に被害にあうかも知れないぞ」と、からかってみた。「えっ!どうして?」「どうしてって!なぜ、その警官に身分証明書の提示を要求しなかったの?」。「、、、、」「その警官がにせ者だったら、個人情報を自ら提供したようなものだ」。 とは言ってみたものの、やはり気をつけないといけない物騒な世の中になって来たのだと、笑うに笑えなかった。