プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★エイプリル・フール

2010-04-01 09:49:55 | 日記・エッセイ・コラム

 4月1日は、エイプリルフール。以前なら、「今日は会社で何と言ってだましてやろうか」と、思案したものだ。個人レベルの他愛ない嘘なら笑ってすませるが、笑い話で片づけられないものもある。

 町会役員の任を解かれてホッとしていたら、「スクール・サポート隊」の依頼がきた。週3日、登校時間帯の欠員補充だと言う。子供の送迎は、親の監督責任と自認して、夫婦交代でやりくりして来た私には、納得出来ないので断ったが、何故か後味が悪かった。

 今年の町会役員の改選を巡る集会の場で、50代の男性が、「年寄りは暇があるけど、私には仕事がある」と反発したとか。「役員をさせればボケ防止にもなる」と、陰口を叩いたとも。まとまらず、会則が改正され「役員手当」が誕生した。

 総会当日、私の隣りに座った老人は、「86になって班長をさせられるとは」と愚痴った。「老々介護の身で女房の世話だけで大変なんだ」とも。「ボランティアとは何ぞや」を根本に立ち返り考え直したいものだ。