プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★長浜紀行①長浜城と概観

2010-04-09 08:54:04 | 旅行記

104_050  JR長浜駅前に「秀吉公と石田三成公出逢いの像」がたっている。秀吉が三成を召し抱えた謂れ(「三献の茶」)を書いた看板が横にある。104_044 天正元年(1573)、信長から浅井氏の旧領を拝領した秀吉が、今浜を長浜と改名し、築城したのが長浜城だ。長浜の「長」は、信長の一字を拝したものという。

 その後も、柴田勝家や山内一豊などの名将が城主となったが、1615年に廃城となり、彦根城の支配下に。その背景は不勉強だが、現在の天守は、1983年に再建されたもので、歴史博物館になっている。104_049 桜の名所としても知られているが、訪れた5日はまだ5分咲きの状態だった。104_041  「さまざまの事思いだす桜かな」(芭蕉)の句を思い浮かべた。同じ桜でも、見る人・見る状況によって感慨が違い、味わい深い。歩を進めると、琵琶湖畔に面した一角に、築城時に秀吉が作らせたという「太閤井戸」が残る。

 歴史上に大きな意味を持つ長浜は、「子供歌舞伎」や盆梅展で有名な「慶雲館」、更には、黒髪スクエアや大通寺等々、見どころが多い。駅を中心にコンパクトにまとまっているので、徒歩観光がお勧めだ。次回は、市内観光にご案内。