4月4日、浜松市で開催された「第33回秋葉ダムマラソン」は、桜自慢のマラソン大会と聞き、桜見物を兼ねて遠征した。秋葉ダムは、平成の大合併で浜松市に編入された旧天竜市を貫流する天竜川の上流にあり、JR浜松駅から車で1時間半ほどかかる。
天竜川といえば、かつて暴れ川で知られたが、佐久間ダムができ、下流域に逆調整湖として秋葉ダム、船明ダムが建設され、今はその面影はない。種目は10㎞一本で、ダム周回路の片側5㎞を往復する。ダム湖に沿って1,000本の桜並木が続く平坦なコースなので、快適なレースを満喫出来る。
10キロにも拘わらず、制限時間3時間と長く、給水所も4か所設けられ、アット・ホームな手作り大会だった。地元特産の「ピリ辛こんにゃく」と「野菜漬け」の参加賞は、Tシャツやタオル等よりはるかに有難かった。
ゴール後、桜を見ながら食べた山菜おこわ弁当(参加賞)は、うまかった。ただ、場所柄、アクセス条件が不便なので、遠方からの参加者は少なく、北陸からは、我々夫婦だけだった。タイムは、私が60分21秒、妻が62分7秒で実力通りだった。