昨日10日、今年初めての早朝ジョグに出た。例年ならとっくに全開時期なのに、寒さに対する抵抗力と気力が失せたせいか、腰がひけていた。それが満開の桜見たさで、カメラを持ってジョグ&ウオークで40分間馴らし走を行った。
午後、花見を兼ねて、妻と一緒に犀川河川敷で1時間余りのジョギングを楽しんだ。「あの川の さきの先まで 桜かな」と詠んでみた。見なれた景色でも、時間帯によってその趣が違い、不思議な情感がこみ上げてくる。 「さまざまの 事思いだす 桜かな」。評論家は、実感をただ詠んだ平凡な句と評するが、私は好きだ。 桜の名所は、全国各地にあるが、その土地とそこに住む人との結びつきが、さまざまな感慨を与える。
パースに住む娘が、「クライストチャーチでは桜を見たが、パースで見れず寂しい」と、電話をかけてきた。やはり日本人の心には、桜に対する深い思い入れがあるようだ。
追記:次回更新日は、19日の予定。