8月12日、伊方原発3号機が再開した。東日本大震災後、新たな原発の規制基準のもとで、再稼働した原発は、5基だが、福井高浜原発が運転差し止めの仮処分を受け、停止中なので、川内1・2号機に続き、3基目となった。
「国が安全を保証する」ことを金科玉条とし、原発マネーが、立地自治体の財政に及ぼす効果に関心が集まる。危険性が二の次になりがちなのも、中央重視による地方財政の疲弊が原因。
政府や電力会社は、原発の必要性について、一貫して、電力不足のカバーとコスト面での優位性で説明して来た。
しかし、エネルギー政策として、100万分の1であれ、1,000万分の1であれ、原発を運転し続ける限り、リスクに対する不安は消えない。
ドイツの脱原発を巡って、「メルケル首相の英断ではなく、シュレーダー政権時」との記事もあるが、真偽は、この際、どうでも良い。
福島原発の廃炉への道筋すら示せないまま、新たな原発を建設中だが、時の流れを逆戻りさせることは出来ない。
昨日15日は、71回目の終戦記念日。敗戦後の政府は、原発を平和利用する考え方を持ち合わせていただろうか。
「国が安全を保証する」ことを金科玉条とし、原発マネーが、立地自治体の財政に及ぼす効果に関心が集まる。危険性が二の次になりがちなのも、中央重視による地方財政の疲弊が原因。
政府や電力会社は、原発の必要性について、一貫して、電力不足のカバーとコスト面での優位性で説明して来た。
しかし、エネルギー政策として、100万分の1であれ、1,000万分の1であれ、原発を運転し続ける限り、リスクに対する不安は消えない。
ドイツの脱原発を巡って、「メルケル首相の英断ではなく、シュレーダー政権時」との記事もあるが、真偽は、この際、どうでも良い。
福島原発の廃炉への道筋すら示せないまま、新たな原発を建設中だが、時の流れを逆戻りさせることは出来ない。
昨日15日は、71回目の終戦記念日。敗戦後の政府は、原発を平和利用する考え方を持ち合わせていただろうか。
★残暑の悪夢(完)⑤安全⇒暗然川内原発が再稼働し「臨界」状態に達した。「安保法案」も同様の展開で、いずれも、多くの国民の反対を押し切る、非民主的な蛮行だ。 安倍総理は、「原子力の平和利用」と「積極的平和主......