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★野沢温泉紀行③湯沢神社例祭

2017-09-14 08:49:48 | スポーツ
 毎年、9月8~9日の二日間にわたり、盛大に開催される湯沢神社の秋の例祭は、県内外から大勢の見物客が押し寄せ、野沢温泉郷は、大変な賑わいをみせる。

 8日の夜祭は、午後7時半からの花火の競演で幕を開け、燈籠行列が、午前零時頃まで続く。翌9日は、9時30分~17時30分まで、子供神輿や宝船が街中を練り歩き、祭り一色に彩られる。

 行列は、神の降臨の先導として、白装束に赤い羽織を着た猿田彦が、かぶとと赤い面をつけ、刀でしめ切りをして、道を切り拓いたあと、獅子舞が、土地の精霊を踏み鎮め、悪魔を追い払う。

 猿田彦の舞は、天狗舞とも言われる神聖な儀式。右手に真剣、左手に松明を持った猿田彦が、火をつけた松明を振り回して舞い踊るさまは、勇壮で鬼気迫るものがあり、道祖神信仰が盛んだった村の底力を見せつけられる思いがした。

 獅子舞のあとに、三十六歌仙の舞や神輿等のお練りが湯澤神社へ向かうのだが、通りの両側には、数多くの露店が所狭しと並び、祭りの熱気が最高潮に達する。

 私が、妻と娘より、ひと足先に、眠りについた午後10時過ぎには、行列の半分も終わっていなかった。