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時悠人chosan流処世術

★内憂外患⇒内憂傍観?

2017-09-22 08:17:17 | 日記・エッセイ・コラム
 トランプ大統領の演説に対し、北朝鮮の金正恩は、「史上最高の超強硬対応措置を断行する」と警告した。お互いに、かつてない厳しい言葉の応酬で、一触即発の状態に入った。

 安倍総理が、日米は一心同体とする強硬姿勢を鮮明にしている以上、北朝鮮が、日本を標的にすることは、想像に難くない。

 さて、国際社会の連携の重要性や、応分の責任を果たす必要性は、理解する。しかし、トランプ大統の主張を持ち出すまでもなく、「自国ファースト」は、どこの国にとっても当然のこと。

 とすれば、日本の国益上、北朝鮮問題は、尖閣諸島や竹島、或いは、北方領土以上に重要なのだろうか?

 中国や韓国との交渉すら及び腰で、「わが国固有の領土」、或いは、「領土問題は存在しない」と棚上げし、未来志向で、「戦略的互恵関係の構築を目指す」とする総理の答弁は、壊れたテープ・レコーダーのようで、聞き飽きた。

 安倍総理には、自力で内政課題を解決する覚悟はなく、他力本願で存在感をアピールする意図がありはしないのか?

 新たな火種を撒けば、メディアや国民の関心は、新しい方へ向く。北朝鮮の脅威や、教育無償化を訴え、選挙に勝てば、国民が、森友・加計問題や年金支給漏れ等を容認したとされたのでは、堪らない。