プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★新政権に望む

2017-10-25 09:12:44 | 日記・エッセイ・コラム
 衆院選は、予想通りの結果に終わり、政界再編に向けて動きが活発になって来た。

 「希望という名のあなたを訪ねて」みたら、夢がはかなく消え、「果てしのない」旅に出る議員には、転職が相応しい。

 一方、長期政権の座を手に入れた閣僚たちが、申し合わせたように、「謙虚」の二文字を口にしたが、「おごり」があった証拠であり、安倍総理には、言行一致を求めたい。

 選挙戦では、5年間のアベノミクスの成果を訴えたが、それを支えた超低金利政策は、限界に近い。「三本の矢」と「新三本の矢」で、欠落しているのは、「成長戦略と財政再建」。

 新政権の基本構想は、「消費税増税の使途変更と全世代型社会保障」になるが、財政再建への具体的なアクション・プログラムを示し、PDCAサイクルで着実な成果に繋げるべきだ

 最後に、選挙結果は速報段階だが、総投票率約54%で、比例代表での自民党の得票率約33%、立憲民主党約20%という数字と、18・19歳の若者の投票率約42%が示す原因を謙虚に分析しないと、民意を反映した政策にならないことを肝に銘ずべきだ。
★GDP≠豊かさの指標
 かつて、兼高かおるが、「パースは、世界一美しい都市」とレポートしたことで、メジャーになったが、現実は、いささか違う気がする。 娘が住んでいるので、数回訪ねたが、決して住み易い......