後期高齢者になって、以前には感じなかった危険な思想がはびこるようになってきた。
若い頃には、社会の歯車に組み込まれていても、世の中に貢献しているとの自負があった。
しかし、社会保障費の膨張や交通事故の増加が高齢社会の宿命と喧伝されると、自分が社会の厄介者だと思うようなひがみ根性が芽生えてきた。
応分の負担をしているつもりでも、年金が減額される一方で、介護保険料が増額されると、まだ足りないのかと社会の仕組みに疑問を投げかけてしまう。
「無理をせず、欲張らず」を生活信条にと思いつつも、昼間から酒を飲み、ギャンブル三昧の年寄りを見ると、腹立たしい思いになる。
若い頃には、社会の歯車に組み込まれていても、世の中に貢献しているとの自負があった。
しかし、社会保障費の膨張や交通事故の増加が高齢社会の宿命と喧伝されると、自分が社会の厄介者だと思うようなひがみ根性が芽生えてきた。
応分の負担をしているつもりでも、年金が減額される一方で、介護保険料が増額されると、まだ足りないのかと社会の仕組みに疑問を投げかけてしまう。
「無理をせず、欲張らず」を生活信条にと思いつつも、昼間から酒を飲み、ギャンブル三昧の年寄りを見ると、腹立たしい思いになる。