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★安倍総理のレガシー(後編)

2020-09-02 07:31:15 | 日記・エッセイ・コラム
 安倍総理を支持する人たちの多くは、アベノミクスと称された経済対策を挙げるが、私は、アベノミクスそのものに反対の立場だったので、苦痛だった。

 財政規律を無視した政権運営は、孫子の代に負の遺産を引き継ぐからで、「負債」こそが、安倍政権のレガシーではないのだろうか。

 また、安倍総理が、「あの悪夢のような民主党政権時代」と、吐き捨てるような発言を繰り返した時、総理の品格を疑い、嫌悪感を覚えた。

 2009年からの3年間の民主党政権は、「脱官僚支配・政治主導」を掲げたが、政治手法の未熟さが命取りになった。しかし、政策面では、子ども手当の導入、事業仕分けの実施、更には、「社会保障と税の一体改革」等、現政権の教科書になった。

 今は、交代可能な野党が誕生し、緊張感を欠けない内閣が誕生することを願っているが、難しいようだ。