プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★旅の深み(後編):喜び

2020-09-22 07:45:40 | 日記・エッセイ・コラム
 東京が、「Go Toトラベル」に追加が決まった途端、マスメディアが、お得感満載の番組で、視聴者の歓心をあおり、4連休の観光地は、どこも大混雑の光景を呈している。

 旅行の目的は、人それぞれに異なるので、否定しないが、私の欲求とは相容れない。

 さて、懐古園にある藤村記念館の設計者が、金沢出身の谷口吉郎と分かり、同郷と言うだけで、誇らしく感じ、生家を訪ねたい新たな目標が芽生えた。

 また、坂本九の「上を向いて歩こう」は、永六輔が、戦時中に疎開していた小諸時代の悲しい思い出から、作詞したと知ったのも、新鮮な驚きだった。

 「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」に、この世の無常を感じつつ、3密を避け、静かに楽しむ旅に相応しい発見が多く、満足した。