プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★風化しない記憶の符合

2016-09-15 09:16:26 | 日記・エッセイ・コラム
 時の流れを食い止めることが出来ないように、戦争や被爆体験、或いは、災害の記憶は、風化する。

 しかし、忌まわしい体験に基づき、同じことを繰り返さない、或いは、防ぐように努力する事は出来る。

 災害大国の我が国では、気候・風土の特性を活かす保全が大切で、自然体系を破壊すれば、新たな災害のリスクを生む。

 しかも、人口減少局面に入り、都市の消滅が不可避になって来た。高速道路や新幹線に加えて、リニア建設に突き進む。

 莫大な費用を投入し、山林を破壊すれば、災害列島と国家破産に行きつく。「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」は、交通安全標語だが、私の頭の中では、災害と破たんに符合する。

 
★災害続きは試練
 茨城県の鬼怒川に続き、昨日、宮城県の渋井川の堤防も決壊し、栃木県を含め、各地に大きな被害を与えた。くしくも、11日は、4年半前の東日本大震災が発生した日だった。政府が、中断し......

★五輪混迷の原因は人事

2016-09-14 09:16:36 | 日記・エッセイ・コラム
 リオ・パラリンピックが終われば、東京五輪の話題が主導権を握る。

 昨年の今頃は、エンブレムの盗作、国立競技場の建設費用等で、大騒ぎだったが、一年経って、今度は、築地市場の移転延期で、計画に狂いを生じ始めた。

 築地市場を通る環状2号線は、オリンピックの選手村や競技場へのアクセス(BRT)等の輸送道路で、迂回不可能なので、影響は必至。

 こんなにケチがつく原因は、五輪開催決定後の体制と人事に不備があったと言わざるを得ない。とりわけ、失態の責任の所在を曖昧にしたまま、人事で上塗りする手法では、真因が隠れてしまう。

 小池都知事が、立候補する際に、築地市場問題を掲げたこと自体、すでに奇異に感じたが、反旗を翻した都知事の処分を保留し、その補選に、小池知事を応援し、厳重注意を受けた若狭衆議院議員が、名乗りを上げた、魑魅魍魎の世界が広がる。

 残された時間は、4年を「しかない」ではなく、「もある」と知恵を絞り、見直しを徹底した方が結果的に早道なのかも知れない。

 
★年寄りの邪推人事
 デザイン盗作疑惑等で、ケチがついた「東京五輪」。関係者の責任問題について、chosan流の邪推。昨年暮れの改造人事で、金銭疑惑が持ち上がった文科大臣を再任した理由は、五輪担当......

★災害は忘れたくてもやってくる

2016-09-12 09:32:36 | 日記・エッセイ・コラム
 東日本災害から5年半経ったが、その後も、全国各地で、地震や噴火、風水害等の自然災害が相次いでいる。

 国交省の資料によると、国土面積が世界の0.25%しかない日本が、世界の自然災害による被害額で、15%を占める。

 これは、日本の地形と気候の特徴によるもので、自然災害に対してぜい弱な国土であることを示している。

 わが国では、災害は、「忘れた頃に」ではなく、「忘れたくても、やって来る」と、心得るべきだと思う。

 政府は、新幹線や空港整備、或いは、リニア等の交通機関の高速化よりも、自然災害対策を優先すべきなのだが、、、。

 
★国土防衛は「軍事より災害」
 鬼怒川が決壊し、行方不明者12人、約990人が孤立状態とのニュースに、4年半前の東日本大震災で、地震被害に遭った身内の安否が気になった。一瞬にして平穏な生活を奪われた被災地の......

★「プラチナ・トリオ」の近況

2016-09-11 09:09:14 | スポーツ
 故障気味だったプラチナ・トリオの一人に、復活の兆しが見えてきたら、今度は、私が長期休養に入る羽目になった。

 唯一の元気者は、10月23日の「第2回金沢マラソン」に備えて、今日もCYOR(Challenge Your Own Record)ランニングに出場している。

 このままでは、本当にプラチナ・トリオ解散の危機になると、嫌いな筋トレを始めたが、効果が出るのは、まだまだ先のこと。

 自分の不養生と承知しつつ、本格的なランニング・シーズンの到来までに、何とか、間に合わせたいと、気持ちばかりが焦る。

 
★走友家族の語らい
 昨夜、久し振りに「走友家族」(3組6人)が、上半期の成果と反省を肴に、金沢市内では珍しいチェコ料理店(シェフは元公邸料理人)で盛り上がった。 「走友家族」の共通点は、それぞれ......

★残暑から秋冷へ

2016-09-10 13:57:58 | 日記・エッセイ・コラム
 趣味といえるレベルでは無いが、素人なりに表現を工夫する時、達人の作品がヒントになる。

 日常会話で交わす言葉は、使い方を誤っても、意思の疎通が出来れば、さして支障は無い。しかし、俳句の季語ともなると、細心の注意を払わないと笑われるので、専門家の解説に従順になる。

 9月に入っても、厳しい暑さが続くので、つい、「残暑」を使おうと思ったら、二十四節季の白露を過ぎると使わないそうだ。

 今年の白露は、9月7日だったので、時候の挨拶は、残暑から秋冷の候に変わる。朝夕の風は、こころなし涼しく感じるようになって来たが、「言うまいと思えど今日の暑さかな」である。

 
★俳句で心の機微を知る
 クリニックの待合室に備えられている新聞・雑誌類は、待ち時間の退屈しのぎにうってつけで、私のお気に入りの一冊は、「誕生日の花ときょうの一句」。 俳句と花の写真に、解説が添えられ......