プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★松山の快挙が語るもの(後編)

2021-04-14 09:01:34 | スポーツ
 私は、29歳でゴルフを始めた当時、青木や尾崎の全盛時で、夢中になったが、「練習嫌いでコース好き」の横着ゴルファーで、一向に上達しなかった。

 その後、東京へ転勤した時、バッグを持って、満員電車に乗るのが苦痛で、38歳の時、ゴルフに見切りをつけた。代わりに、箱根や伊豆等へ家族で出かけたので、父親としての株が上がった。

 私は、自然環境豊かなコースに身を置くことで、仕事を忘れてストレスを発散出来ることを楽しいと感じたが、プレー自体ではなかった。

 その後、54歳でランニングを始めた時、友人は、「単調で苦しいのに」と笑った。

 6歳で父を失い、孤独な家庭環境に育ったため、「いつでも・どこでも・一人でできる」運動が性に合っており、今でもレース中、集団の中の孤独を楽しいと感じる。

★松山の快挙が語るもの(前編)

2021-04-13 09:37:48 | スポーツ
 松山のマスターズ優勝のニュースは、ゴルフ・ファンのみならず、興奮と感動を与えた。

 東北福祉大時の恩師は、松山がプロになるとき、「日本と米ツアーを行ったり来たりするようなプロにはなるな。行ったら最低10年は帰ってくるなよ。」と檄を飛ばしたと語った。

 過去、青木や尾崎、中島・倉本・丸山等々、多くのプロが挑戦し、厚い壁に跳ね返され続けて来た。勝利者インタビューで涙を見せなかった青木や中島、丸山が、感涙にむせぶ映像が印象深かった。

 さて、松山は愛媛県出身だが、東北福祉大在学中の2011年、東日本大震災が勃発し出場を躊躇したが、周囲の応援の声に後押しされて、史上最年少のチャレンジャーとなり、ローアマに輝いた。

 10年目に宿願の日本人プロ初の栄冠を獲得したが、まだ29歳なので、まだまだ記録を更新する可能性を秘めており、今後の活躍が楽しみだ。

★今なぜ?サウナ・ブーム

2021-04-11 09:37:11 | 日記・エッセイ・コラム
 日本サウナ総研の「日本のサウナ実態調査2020」によると、約2761万人に達し、サウナの第三次ブームが到来したと分析している。

 第一次ブームは、東京五輪が開催された1960年代、第二次ブームは、スーパー銭湯が全国各地に登場した1990年代だが、バブル崩壊とともに、一時、下火になっていた。

 ところが、ここへ来て終息が見えないコロナ禍で、孤独感やストレスを癒すため、サウナで過ごす人が増え、第三次ブームと招来した。

 以前は、フィンランド式が主流だったが、今では、スチーム、ミスト、塩、ロウリュ、遠赤外線等々、多種類にわたり、目的に合わせて楽しめる。

 前回の東京オリンピックが、第一次サウナブームの契機になったが、今回は、一過性ではなく、新生活様式として定着する可能性を示唆している気がする。

★「まんぼう」は人流促進策?

2021-04-10 09:27:08 | 日記・エッセイ・コラム
 東京都知事が、「まん延防止等重点措置」の対象エリアを「23区と武蔵野・立川・八王子・府中・調布・町田の6市に絞ったことに驚いている。

 人流を抑制する目的なら、東京は地域の境界が不明なほど密集しており、ナンセンスな決定だ。

 報道によると、三鷹市では、JR三鷹駅には出口が二つあり、北側の武蔵野市は規制対象で、南側の三鷹市は対象外になる。

 南北に店を構える飲食店主は、「午後8時を境に、お客さんに北から南の店に移動してもらおうか」と、戸惑いを隠せない。"(-""-)"

 管轄官公署や学区等々、境界線による不便さと異なり、人の流れは、止められないことを聖火リレーでも見せつけられた。

 「まんぼう」がダンスの「マンボ」のように響き、リズミカルな人流を創出する気がしてならない。

★聖火リレー哀歌

2021-04-08 08:58:42 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、三重県内を繋いだ、聖火リレーは、「人間とは、自ら納得しない限り行動しない動物だ」ということをまざまざと見せつけた。

 事前に「密」対策をこうじても、瀬古や吉田と言った人気者が登場すると、タレントの追っかけさながらの様相を呈し、規制出来ない混雑に陥った。

 見に行くかどうかの問いに対する巷間の声は、「個人の選択」だとする冷めた反応が多いが、コロナ規制と同根で、決め手がない。

 私が事務局なら、沿道に「感染したい人は、ここで観戦して下さい」の看板やポスターを並べると、頭痛を抱えながら、悪ふざけにふけっている。