広島産の生シイタケから"セシウム"! 東北から原木
(ZAKZAK 2012.08.03)
広島県は2日、同県三次市産の生シイタケから国の新基準値(1キログラム
当たり100ベクレル)を超える380ベクレルの放射性セシウムが検出
されたと発表した。生産業者に同日、自主回収を指示するとともに出荷自粛
を要請した。
生産業者が東日本大震災後の昨年3月下旬と4月、東北地方からシイタケ
の原木約5200本を仕入れており、放射性物質に汚染された原木で栽培Z
された可能性がある。
県によると、生シイタケは3月10日ごろから愛知、広島両県内に最大でZ
計約2600キロが出荷されたとみられる。
県産シイタケからセシウム=東北の原木使用−広島(2012/08/02-22:03)
時事ドットコム
広島県は2日、同県三次市で生産された生シイタケから基準値(1キロ当たり
100ベクレル)を超える380ベクレルの放射性セシウムが検出されたと
発表した。昨年3月の東京電力福島第1原発事故後に東北地方から仕入れた原木
を使用したことが原因とみられ、県は生産者に対し出荷の自粛と流通済み商品の
自主回収を求めた。
基準超のシイタケを生産していたのは同市内の有限会社。5200本の原木を
昨年3月下旬以降、4月にかけて東北の複数県から購入し、この原木で栽培した
シイタケを今年3月10日ごろから収穫していた。
続報がありました
汚染シイタケ回収急ぐ 三次(中国新聞)
三次市三良坂町の三良坂きのこ産業が東北産の原木で栽培、出荷した
生シイタケから国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の
3・8倍の放射性セシウムが検出された問題で、同社は3日、出荷先の
在庫を10日までに回収する方針を示した。
同社は2日夜、出荷先にシイタケの回収を電話で依頼。栽培ハウス内の
原木は今後、防水シートで覆うなどする。三次市中心部のスーパーなども、
同社のシイタケの回収に入った。
また広島県北部農林水産事務所などは3日、同社を訪れ、回収した
シイタケの保管方法などについて指導した。
県食品生活衛生課は、仮に1キログラム当たり400ベクレルの放射性
セシウムが検出された生シイタケを毎日15グラム食べた場合の被曝
(ひばく)線量は年間0・035ミリシーベルトとし、日常生活で体に入る
年間放射線量の約40分の1にとどまるとしている。
生シイタケから国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の
3・8倍の放射性セシウムが検出された問題で、同社は3日、出荷先の
在庫を10日までに回収する方針を示した。
同社は2日夜、出荷先にシイタケの回収を電話で依頼。栽培ハウス内の
原木は今後、防水シートで覆うなどする。三次市中心部のスーパーなども、
同社のシイタケの回収に入った。
また広島県北部農林水産事務所などは3日、同社を訪れ、回収した
シイタケの保管方法などについて指導した。
県食品生活衛生課は、仮に1キログラム当たり400ベクレルの放射性
セシウムが検出された生シイタケを毎日15グラム食べた場合の被曝
(ひばく)線量は年間0・035ミリシーベルトとし、日常生活で体に入る
年間放射線量の約40分の1にとどまるとしている。